2003年 12月
12/14

花魁ちょっと封鎖解除。

封鎖しますとか言いながらもう復活。だいぶ雰囲気も変わりました。

期末テストが終わって羽を伸ばす間も無く教習所に行っているので、

一気に改装しました。

12月だし?なんかそろそろイメージチェンジをと・・・。

そう!


「イメチェン」ですよ!いめちぇん!


12/17


今日私は、自分は弟と違う世代なのだということを実感しました。

弟とは7歳という年齢の差がありますが今まではそんな年齢の差なんて

感じたことはなかったのに。

歳がはなれているせいでいつまでも子供だと思ってた弟に、いつの間にか

「お姉ちゃん知らなかったの?」

なんて言われる日がくるようになったんですね。

うれしいよ。お姉ちゃんはうれしい。

私のほうが君よりたくさんのことを知っているのが当然っていう考えは

今日限り捨てるよ。

そう。お姉ちゃんは知らなかったんだ。

今ではポケモン(ゲームボーイ)の主人公でさえ

携帯電話を持っているということをね。

ポケモンは私が小学5年生の時本格的に人気がでてきました。

ゲームボーイソフトはしかなかった時です。

しかも青は予約でしか手に入りませんでした。

ポケモンの数だって152匹だった。

一番の
幻のポケモンミュウ。裏技でレベル100とかにしてました。

いわば、私たち高校生の世代はポケモン第1世代なわけです。

主人公は携帯電話なんて持ってなかったさ!

ピカチュウの進化前なんていなかったさ!

こっそり弟のポケモンソフトをしていたら突如鳴りだす携帯電話、

わけがわからなくて慌てて弟に渡すと「お姉ちゃんほら見てみてよ」と笑顔で言われ

ゲームを返されました。すると画面には以前弟が対戦した相手からのメッセージ。

「この前は楽しかったな!またバトルしようぜ!」

みたいな内容でした。

ゲームの中でまで携帯電話?

モンスターをボールの中に入れて持ち運び、戦わせて強くしていくという現実世界とはまったく

違う世界が楽しいポケモンなのに、いきなりたいして意味の無い電話がかかってくるなんて。

いらない。そんな現実世界っぽい携帯電話なんて必要ない。

それに連絡手段ならいくらでもあるだろう。鳥ポケモンいるじゃない?!

彼らに手紙を運んでもらうべきだ!


・・・・携帯電話なんて!ちょっと邪道じゃないですか?


知らなかったの?知らなかったの?知らなかったの?

頭に響いてくる弟の声。

くぅっ!このポケモン第2世代め!

第3世代になるであろう今の小学校低学年の子達の時には立体映像とかで連絡しあってそう。

ちくしょー。


12/19


今日はすっごく寒い日だった!

教習所まで自転車で行っている私にとってはまさに地獄のようでした。

朝から風邪が強いなぁとは思っていたけどまさか
が降るなんて。

家を出たらもう風の音しか聞こえない。

おまけに雪で視界が悪い。

お父さんが植えた
ネギが倒れてる。

・・・・・。

なんとか無事に教習所から帰ってきたけど家には誰もおらず、

ストーブをつけようとしたら給油マークがチカチカひかってました。

なんか家に帰っても誰もいなくてストーブの給油するのって寂しすぎ。

ホットカーペットもつけてごろごろしてたら宅急便で荷物が届けられたので

寒い廊下を歩いて玄関へ。

その5分後には母帰宅。その10分後に弟帰宅。

会社の寮に入っている兄がいきなり帰宅。

そのたびに寒い廊下を歩いて玄関を開けに行く私。

たのむみんな。私に安らげる時間をくれ。

家に帰ってきてもたらちはあんまりのんびりできないじゃん。

あーこらこら弟!ホットカーペットの温度上げすぎ。熱いだろ。

お母さん寒いからって私の服を着込むのやめてよ。腹巻あるんでしょ?

もーお父さんネギが倒れてた話は後でいいからはやく戸を閉めてよ!

兄貴はそんな所で寝るんじゃない!

・・・こんな感じなんですよ毎日が。

疲れた私をいつも静かに見守ってくれるのは金魚のクローデッドだけです。



12/22


13日から教習所に通い始めて10目。


仮免許に合格しました!


あー長かったですよここまでの道のりは。

入所日からいきなり9時まで講習と技能訓練をして倒れそうになったのを

今でもはっきりとおぼえています。

私より先に入所した友達は何人も仮免許に合格していたので落ちたら

どうしようという不安で押しつぶされそうでした。

でも、技能検定の時の教官がとてもやさしい人で、それだけでも救われ

たと思います。

同じように検定だった友達もみんな合格していたので嬉しかったです。

仮免許に合格したので次は路上での練習になるのですが、

今日合格していきなり
2時間路上で乗ってきました。夜間で。

いきなりかよ。

しかも路上練習で自宅の目の前を通過。

教官。このまま家に帰ってもいいですか?って言いたかった。

ま、とりあえずは仮免許合格したので一安心です。

路上練習こわいですね。

安全運転で!ゆずりあいの精神で!

生きて教習所まで帰ってきます。
12/24


クリスマス・イヴ。

恋人たちは微笑みながらロマンチックな時をすごし、

家族でおいしいごはんを食べてみんなで楽しくおしゃべりをしているような今日。

私はというと、自動車教習所の教官と仲良く路上教習。

「減速して!」「クラッチをセカンドにもどして!」「ほらはやく加速して!」

クリスマスソングはきよしこの夜でもビートルズの曲でもなく、

教官の指導。

えー?クリスマス・イヴってこんなのだったっけ?

おまけに私だって今日は学校の終業式があったから制服のまま教習所に行って

へろへろになりながら頑張ってるのに、路上教習やってたら

「やっぱり交通量多いなぁ・・・。クリスマス・イヴだし。
アベックばっかりだねぇ」

とか教官が言うし。そんなこと言わないでください教官。あなたのとなりには

クリスマス・イヴなのに夜間に路上教習やってる高校生がいるんだから。

きれいな夜景なんか見ているひまはありません。

私の目に映っているのは信号と道路標示と標識と歩行者だけです。

サンタクロースがなんだっていうんだーー・・・。

そんなイヴの夜にトナカイに重いソリをひかせて空を飛び回り、煙突から不法侵入して

子供に近づくあやしいおじいさん
なんて捕獲しちゃります。生け捕りです。

そんでトナカイとソリは没収して4月からそのソリで通勤してやります。

12/26


クリスマスも終わって、後は2003年が過ぎるのを待つばかりとなりました。

教習所に毎日かよっていて忙しい日々を送っていますが、その忙しさもまた

一つの楽しみのような感じです。なかなか上手にできなくて教官に注意をされる

こともしょっちゅうだけどみんな頑張っているので私も負けてはいられません。

年末というだけあって、教習中に教官とする会話も話題が新年のことばかりです。

「お正月は家族で田舎に行ったりするの?」

はい。両親の田舎に行きます。

「初詣は毎年行ってたりするんだ?」

そうですね。友達の家族とも一緒に行ったりします。

「たらちさんは4月から進学?就職?」

就職です。

「就職なんだ。じゃあ就職先に年賀状書いたんだ?」

・・・・・。まだ書いてません。

「えぇ?!書かなきゃだめだよ」

忘れてたー。


教官には自動車の運転以外にもお世話になっています。

あー。いい教官のいる教習所でよかった・・・。
12/29


年末の買い物をするためにデパートへ行ってきました。

この時期のデパートはお正月商品がたくさんあって目移りしてしまいます。

買い物に来ている人を見ると圧倒的に女性が多く、荷物持ちのお父さんが

お疲れモードでその後ろを歩いている姿があちこちで見られました。

食品売り場を歩くとほとんどの売り場で試食をさせてくれたので、お腹いっぱい

になります。「イクラや数の子の試食ができるなんて年末買物の醍醐味だよね」

なんて言ってたら母が「あそこの明太子は100g980円!おぼえといて!」

と言い残し、売り場の中へ消えていきました。

お母さーん。

10分ほどして母が明太子を買ってもどってきました。

なんでも私が試食をしている間もずっと明太子の安い売り場を探していたんだとか。

ふーん。やっぱりしっかりとした買物をする母はたくましいなぁ。

「さっきの980円の明太子買ってきちゃったw」

あそこが安くて、良い明太子だったんだねー。よかったじゃん。

「商品券もしっかり使ってきたのよーw」

そう言えば商品券はいっぱい持ってたね。

「うふ。でね!商品券はお釣りもらえないのに
お願いしてお釣りもらってきちゃったw」


すみませんデパートの皆様。うちの母がご迷惑をおかけしました。
12/31


今年も今日で最後です。皆様、いかがお過ごしでしょうか?

たらちは母がデパートで買った明太子にはまっております。

教習所の教官に言われたように、会社への年賀状も無事にポストへ入れてきました。

宿題もこれから必死でやります。

今年は自分にとってどんな年であったのか、しんみり考えちゃいますね。

来年から社会へ出るなんて本当にできるのだろうかって不安になったりもします。

普段はこんな事あまり考えないのに。やっぱり年末って人を考えさせる力

があるのでしょうか。何かが終わるって不思議ですね。

あー。今年も友達には本当にお世話になっちゃいました。

いつも私を支えてくれたみんなありがとう!来年もこれからもどうぞよろしゅう。

PS:友達よ。年末にやたらとメールアドレスを変えるのやめてけれ。登録めんどいから。